窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

息子の部屋を掃除した

新型コロナウイルス感染症が問題になっている最中、

 

息子が転勤になり、あわただしく家を出た。

 

息子の頭の中では段取り組まれていたんだろうが、

 

「転勤するよ」とだけ聞いてた私にとって、息子の転勤は唐突なものに感じられた。

 

今朝、早い便で息子は出発した。

 

 

昨夜、夫に、息子がいなくなるのが寂しいと言った。

 

俺はそうは思わんという返事があった。

 

寂しいのは、私だけ?

 

 

今日、息子の部屋を掃除した。

 

帰ってきたら気分よく過ごせるようにと思って掃除したら、

 

すごく寂しくなった。

 

いつ帰るか分からんから。

 

 

昨夜、寂しい気持ちを分かち合える人がいたら良かったのに・・・と私は夫に言った。

 

同じように思えと圧力かけられているみたいで不快だ・・と言われた。

 

寂しいなら一人で寂しく思えということか・・・?

 

 

子離れしてない馬鹿母という意味かな?

 

 

心に穴が開いて、ヒューヒューと風が吹き抜けていくような感じがするから、

 

「寂しい」という言葉で穴埋めした。

 

 

息子はメモを残して行った。

 

「お世話になりました。

 

ありがとうございました。

 

また、近々帰ってきます」

 

 

いつ帰ってくるの?

 

毎日、息子の部屋を掃除しよう。

 

窓も磨こう。