スーパーの入口横にペットボトル・牛乳パック・トレイの回収ボックスがある。
昨日、回収ボックスに貼られたメッセージを読んで驚いた。
回収は7月いっぱいで終了という。
理由は、ガラス容器がボックスに入れられていたことがあり、作業員の安全が守られていないから。
つまり、スーパーの客が作業員を危険に晒しているから回収サービスを止めるということ。
家のゴミを減らしたくて回収ボックスを利用してきたが、
8月から利用できなくなった。
ペットボトルも牛乳パックもトレイも、どんどんたまるから
スーパーで回収してもらえるのはありがたかった。
とても感謝している。
市のゴミ回収に出すには、有料のゴミ袋を使わなきゃならない。
一枚あたり50円するから、馬鹿にならない。
無料でペットボトルなどを引き取ってもらっていたのが
自分の当たり前になっていたから、
サービスがなくなることを「損をする」と思ってしまう。
けれど、本来、そのサービスがないのが当たり前なんだね。
回収サービスがなくなれば、作業員がガラスで怪我する危険はなくなるのだから、
サービス停止を受け入れよう。
誰がガラス容器をボックスに入れているのか分からないが、
店の利用者なんだろう。
店から見て拡大解釈すると、店の利用者みんなが加害者なんだろう。
だから、利用者みんなが罰を受けるんだな。
テレビで、「エコバッグ万引き」が紹介されているのを思い出す。
エコバッグを悪用して万引きする人がいるのだそうだ。
エコバッグを使う客は、万引き犯かもしれないと疑われている。
拡大解釈して、「客=万引き犯」という見方があるんだな。
私は回収ボックスにガラス容器を入れてないが、
証明することはできない。
万引きもしてないが、エコバッグに入れている物に
「買いましたよ」という印はない。
なので、「あなたが犯人」と言われたら
無実を証明できない。
ちょっと、買い物するのが怖くなった。
ドライブレコーダーみたいなものを自分につけて行動記録すれば
無実の証拠になるのかもしれないが、
非現実的だ。
スーパーで
「あいつは犯人かも・・」という視線で監視されていると分かった上で
買い物しなきゃならないのだろう。
買い物をしないとご飯が食べられないから、「白い視線」「監視」を受け入れなきゃならないのかな・・・。
お客様は神様という時代は終わり、「お客様は犯人かも」という流れが生まれているようだ。