ローカル番組で身延の枝垂れ桜と喫茶店が紹介されていた。
身延の枝垂れ桜は、新たに造られた桜の名所。
うきは市に住んでいた頃に見に行ったことがある。
枝垂れ桜の壮大さに圧倒されたのを思い出す。
その頃は駐車場が整備される途中だった。
今日テレビで見ると、かなり人が寄り付きやすい感じがした。
枝垂れ桜が紹介された後で、土取のバス停近くのラ・セーヌという喫茶店が紹介された。
土取と言ってもうきは市以外の人には分からないと思うけど。
西鉄久留米とうきはを結ぶ路線バスが通る道に土取という地名がある。
土取と書いて、つっとり と読む。
ラ・セーヌには、若い頃よく通った。
名物メニューがあった記憶はないけど、店の奥に個室があり予約して使った。くつろげるイメージがある。
今日の番組では、桜がイメージされたパフェやフワフワのパンケーキが新メニューとして紹介されたされていた。
近くに流川の桜並木があるから、桜並木を訪れる人が増えるとともに来店客が増えているそうだ。
私がうきは市に住んでいたころは、まだ身延の枝垂れ桜も流川の桜並木も有名ではなく、人は少なかった。
ただ、何もない田舎の風景になんキロも続く桜並木があり、空にはトンビが飛んでいて、
山にハート型に見える桜のカタマりが見えた。
同時期に濃いピンクの桃の花も見えた。
人が集うイメージはない。
今は桜を見る人が集まっているらしい。
10年経つと、かなり変わるのだなあとローカル番組を見て思った。
10年前は桜を一人占めした感じだったのに、今は大勢の中の一人になってしまう。
嬉しいような寂しいような。
変化を寂しく感じるのかな。
いつまでも変わらない桜であって欲しい。
人が集まっても。