今年、夫に届いた年賀状の一つに気になるコメントがあった。
年賀状を止めるという内容だった。
それから一か月以上経った昨日、
その年賀状の主についての重要な電話が夫にあった。
2年間、肺がんの治療をして昨日亡くなったそうだ。
遺体は東京から福岡に運ばれ、福岡で通夜と葬儀が行われるそうだ。
タバコを吸わないのに肺がんになるなんて・・・年賀状をお終いにするって、闘病していたという意味だったんだな・・・と夫はつぶやいていた。
俺より先に死んだらいかん・・とも言っていた。
肺がんで闘病していることを他人に言わないよう、電話してくれた後輩は口止めされていたそうだ。
年賀状はこれでお終いにします・・と書かれていたのを読んで、
「どうしたのかな?」と思っただけで、まさか闘病しているとは想像しなかった。
亡くなったという知らせを聞いて、その意味が分かった。