窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

エルモスーパー8サウンド

「エルモスーパー8サウンド」という言葉が、

 

頭の中で繰り返し鳴っている。

 

シ ラ ソ ミ ファ♯ ソー ラーという音程がついている。

 

 

「エルモスーパー8サウンド」って何?

 

CMで見聞きしたものだろうか?

 

 

無意味に思い浮かぶ音が不快なので、

 

「エルモスーパー8サウンド」を検索した。

 

音と画像を同時に撮ることができる8ミリ撮影機だと分かった。


【エルモスーパー8 サウンドカメラ】青海島観光船 昭和53年ぐらい?

ふむむ・・・ビデオの前の時代の機械なんだな・・・。

 

8ミリか・・・。

 

扱ったことないけど、映像を見たことはある。

 

どこで見たかというと、職場だったなぁ・・・。

 

何の活動だったか覚えてないけど、

 

大勢の女性が集まり、みんなで映像を見た。

 

内容は覚えていない。

 

8ミリ映写機を扱える人が何人かいたのを覚えている。

 

機械を扱えるのを、すごいことだと思ったのを覚えている。

 

 

そうだった・・・8ミリ映写機を設定していたのが、

 

私より1歳年上で同期の人だった。

 

私はその人と仲良く打ち解けることができなかった。

 

多分、私が人間関係を作るのが下手だったからだろう。

 

その人は、中学と高校で1学年上の先輩だった。

 

他の同期の人たちも、年上の人が多かった。

 

1歳しか違わないのに、どう接したらいいか分からなかった。

 

仕事上は同輩だが、中学高校の先輩。

 

共通の話題も見つけられなかった。

 

 

私は漫画やアニメが好きだった。関心事が同輩たちとズレていた。

 

もしかしたら、面白いと思うことが違っていたのかもしれないし、

 

苦労した内容や努力したことが重ならず、共感ポイントが少なかったのかもしれない。

 

 

エルモスーパー8サウンドは、無意味な言葉ではなく、

 

同期と人間関係を築けなかったという私のコンプレックスと繋がる言葉だと分かった。

 

 

意味が分かったから、少しスッキリした。

 

ただ、コンプレックスは強く意識することになった。

 

人と繋がるのって難しい。

 

 

輪に入れなかった私は、彼ら彼女らから忘れられているだろう。

 

私が忘れていたように。

 

「エルモスーパー8サウンド」という言葉がどこからか伸びてきて、

 

思い出すきっかけになった。